ふりこ理論

この世のなかには、「ふりこ理論」なるものが存在するらしい。
最初聞いた時は、「ん?ふりこ打法?」などとふざけた考えも頭をよぎったが違かった。
この理論を簡単に説明するとこうだ。

例えば、部屋を片付けられない人がいる。これはその人にとってマイナスだ。でも、その人には、部屋を片付ける時間を割いてまでやることがある。(例えば仕事とか)
とするなら、部屋を片付けられないというマイナスの反対には、仕事をがんばっているというプラスがある

ということらしい。ふむふむ。
これを話してくれた人は、自分はネガティブな人間だと思い、それをコンプレックスに生きてきたという。でもこの理論を聞いて、
何事もネガティブに捉えてしまうのはマイナス。
→でもそのネガティブな捉え方を知っているからこそ、そのことで悩んでいる友達に親身になってあげられる。
→辛いことをそうやって共感してあげられるからこそ、喜びも一緒に分かち合える
→共に喜び合える力を持っている
→ポジティブ
と至ったと言っていた。つまり「ふりこ理論」ではネガティブの振り子の反対にはポジティブがあって、どちらか片方だけしか持っていないということはないんだそうだ(たしかこんな事を言っていた)

最初聞いた時はほうほうと納得したんだけど、今こうやって書いていたら、結局、その人は話ひとつでネガティブをポジティブへと変換できるくらいなポジティブさを最初から持っていたのではないかと思ってしまったけど…でもそれは結局「ふりこ理論」で…???
私のちっぽけな頭ではよくわからなくなってきました。

世知辛い世の中

一昨日の帰り道、いつものように北千住で乗り換えのため降りると、なぜか人がある場所を避けて歩いている。みんなの視線は一点に集中し、それを見た人がまた同じ方へと次々に視線を投げていく。
私も同じように「何があったんだろ?」と思い目を向けると、おじさんが二人、殴り合いの喧嘩をしていた。
お互いに薄くなった髪を掴み合いつつ殴りあっていた。すると次の瞬間、一人の顔面にパンチがクリーンヒット。衝撃で倒れたおじさんに、もう一人のおじさんは馬乗りになった。ホームの端まで転げ危うく落ちてしまいそうなぐらいだった。
しかし、人はいっぱいいるにも関わらず、誰一人として止めようとしなかった。かくいう私も遠巻きに見ているだけだった。変に巻き込まれても怖い、その考えしかなかった。
きっとほかの人々もそうだろう。しばらくして若い男の人が止めに入り、事態は収拾した。

そういえば、以前にも東京駅の、京葉線ホームから八重洲南口に向かう間にある長いエスカレーターでサラリーマンと思われる男の人と、週末は必ずギャンブル!みたいな見た目の男の人が、その後者の男が連れていた子どものマナーの悪さに苦言を呈したことから、ギャンブル男がキレ、サラリーマンのおなかに殴る蹴るの暴行をはたらいている現場に遭遇した。
私は隣のエスカレーターに乗っていたのだが、あまりの驚きに声もでなかった。
原因となった子どもは、たぶん9歳ぐらいの男の子。その子がいる前で父親がとっていい行動ではない。サラリーマンは決して殴り返したりはせず、あくまでも冷静に努めていた。まぁそれがかえって火に油をそそいでいたけど。
このときも周りには人が結構いたが誰も何もできずにいた。すると後からあがってきたちょっとイカついお兄さんが止めに入った。

些細なことで暴力沙汰になってしまうし、しかしそれを止めようという勇気のある人はあまりいない。みんなわれ関せずっていう顔で見ている。
なんとも世知辛い世のなかなんだ…自分のことはさておきそう思わずにはいられなかった。

こんな時どうすれば…?

学校の帰り道で正面から歩いてくる2人組。そのうちの1人の顔に見覚えある。
高校の同級生!同じクラスにはなったことないけど、知り合いの友達で、ちょっとした友達の元彼。
卒業してもうすぐ丸4年。卒業してから一度たりとも見かけたことすらないのに、なぜ御茶ノ水に!?
どうしよー…声をかけるべきか否か。微妙に気まずい気もするし。
まぁこんな心配をよそに背の高い彼の目線に入りもしなかったのか、はたまた気付かないフリなのか、一瞬たりとも声をかけるスキすら与えず長い足で去っていた。

2006年


あけましておめでとうございます!…遅い挨拶ですが。
今年もよろしくお願いします。

このお正月は、新年早々、生「キングカズ」を見て、初売りに行き、買った福袋(5000円)の中身は笑いもとれないようなものしか入っておらず。(いや、逆に笑うしかなかったけど)おみくじを引いたら大吉だったにも関わらず「待ち人こない」となっていたことに少々のショックを受けました。
のんびりすごしていたら、あっというまに7日。課題もエントリーシートも手をつけておらず、結構やばい。今夜からがんばろう。

気付くと…

もう年末。クリスマスは今週で、来週は大晦日。今はクリスマスソング一色の街中も、それが過ぎれば「も〜い〜くつね〜る〜と〜」に早変わりする。
外国ではメリークリスマスとハッピーニューイヤーを一緒に祝うのだから、こんな慌ただしい年末は日本特有なのかもしれない。とはいっても、世間の慌ただしさに同化されてるだけで、私自身はさして忙しくもなんともないわけである。世間の波っておそろしい…。
最近気付いたことといえば、防犯カメラ。
ふと、交差点を見上げてみたら、その交差点の確認できるだけで20個の防犯カメラを見つけた。その通りが皇居に続く道であることも関係するだろうが、『踊る大捜査線』で見たあのモニター監視みたいなのは実際にあるもんなんだと一人納得。
プライバシー保護法は行政の前ではなんの効果ももたなかったのか、…なんとなくは分かっていたけど。
まぁこんな驚きも、母の驚きに比べれば足元にも及ばないらしい。母は44年もの間、財布を「散布」と勘違いして書いていたらしい。母より私の方がびっくりだ。
久しぶりに表参道にきたら駅がかわってて驚いた。そんなにも表参道にきていない自分にも驚いた

なんていうか…ついてない。

今日、車上荒らしにあった。
車ごとは盗まれなかったが、鍵は壊され中のものが盗まれた。
①カーナビ
これは工具かなんかで取り外されていた。中の配線から切られているためウインカーも同時に壊れた。かなりの痛手。
②現金
これは1000円なのでまだよしとする。
③CD
これをなぜ盗んでいったのか…なぞ。
なぜなら全部ROMにおとしたもの。
④PS2
なんで車に乗せてしまったのかというと、弟がやりすぎて夜更かしするため、母が隠しておいたのだ。しかしこのPS2、実は私のもの…。ちょっと痛い。
とまぁ、ナビ以外はあまりたいしたことはないのだが、車は傷つくしナビを取り外したためにパネルは割れるし。ついていない。

まぁ朝そのことに気づいてから警察よんだり保険会社に電話したり。
とにかく時間がかかった。
時間・・・これ結構いたい。なぜなら今日締め切りの課題が2つもほぼ手付かずのまま残っているのだ。
どうしよう。そんなこんなでもうこんな時間。
終わるのだろうか…。
日記なんて書いてる場合じゃなかった!!

就活

就活サイトに登録したら毎日30通ちかくのメールがくる。
就活を始めて一番驚いたのは、その企業の数。なにがなんだかわからない。
特に強く希望するものがなく、やりたいことが漠然としてしまっている私にとってそれらからエントリーする会社を偉ぶ基準は、自然と自分の知ってる会社になってしまっている。
にしたって、知名度の高い企業は志望する人の数も多いわけだから道を狭めてしまう自分のエントリー基準はかえていかなければ。
あらためて目的意識を持つことの重要性を感じる。
慣れないリクルートスーツを着て、2社ほど会社説明会に行った。周りがみんなしっかりしてそうな人ばかりで焦りだけがつのる。
世の中の社会人はそんな過程を経てきたんだから、本当に尊敬する