ふりこ理論

この世のなかには、「ふりこ理論」なるものが存在するらしい。
最初聞いた時は、「ん?ふりこ打法?」などとふざけた考えも頭をよぎったが違かった。
この理論を簡単に説明するとこうだ。

例えば、部屋を片付けられない人がいる。これはその人にとってマイナスだ。でも、その人には、部屋を片付ける時間を割いてまでやることがある。(例えば仕事とか)
とするなら、部屋を片付けられないというマイナスの反対には、仕事をがんばっているというプラスがある

ということらしい。ふむふむ。
これを話してくれた人は、自分はネガティブな人間だと思い、それをコンプレックスに生きてきたという。でもこの理論を聞いて、
何事もネガティブに捉えてしまうのはマイナス。
→でもそのネガティブな捉え方を知っているからこそ、そのことで悩んでいる友達に親身になってあげられる。
→辛いことをそうやって共感してあげられるからこそ、喜びも一緒に分かち合える
→共に喜び合える力を持っている
→ポジティブ
と至ったと言っていた。つまり「ふりこ理論」ではネガティブの振り子の反対にはポジティブがあって、どちらか片方だけしか持っていないということはないんだそうだ(たしかこんな事を言っていた)

最初聞いた時はほうほうと納得したんだけど、今こうやって書いていたら、結局、その人は話ひとつでネガティブをポジティブへと変換できるくらいなポジティブさを最初から持っていたのではないかと思ってしまったけど…でもそれは結局「ふりこ理論」で…???
私のちっぽけな頭ではよくわからなくなってきました。